2012年版 メッセージ全文の紹介
2012年版のメッセージを紹介します。
後日、解説も載せますが、ひとまず印刷発注時に添付したカレンダーのスクリーンショットのみ掲載します。
【万国の労働者団結せよ。奪われたすべてを取り戻すために。/表紙】
こういうご時世ですから労働者、労働者言っても「ロードーシャってだれ?カンケーねーよ。」って言葉が聞こえてきそうです。
そうそう。そこのあなた。そっちの彼。あっちの彼女も。み〜んな労働者ですよ。
給料をもらって生活している人、言いかえると給料なしに生活できない人はみんな労働者です。
「給料もらって生活してるけど、それが何?そんなの当たり前でしょ?俺ぁ何も困ってないよ。」
はい、みなさん最初はそうおっしゃいます。でも、よ〜く考えてみてください。
給料をもらわないと生きていけないって結構危うい気がしませんか。
あなたの労働に給料を出すか否かはあなたの判断ではありません。
給料を生活の糧にする、ちょっと硬く言うと「賃労働制」ということですが、これは労働者の生殺与奪権を雇用者に差し出すことです。
事実、運よく安泰な企業に正規雇用された人を除けば、いつ首を切られるか、いつ賃下げされるか、常にびくびくしていなくてはなりません。
いいえ、いまや安泰な企業などどこにもありません。そしてどの企業も、公務員さえ正規雇用を減らし非正規に切り替えています。
今は安泰と思っているあなたも今一度社会の仕組みをよく見直してみませんか?きっと奪われているものの大きさに気づくはずです。
【国鉄分割・民営化に端を発する新自由主義は労働者を孤立化・奴隷化し、あらゆるペテンで収奪した。福島原発事故はその帰結である。/2p】
そもそも日本は何でこんなブラックになっちゃったのか?いえ、日本だけじゃないんです。もう世界中丸ごとブラック!!
これを新自由主義といいます。
新自由主義の何が"自由"かって言ったらもう雇用者がやりたい放題の自由です。そのために労働者がつるむことを禁じました。
労働組合の破壊です。(この項途中。続きは間もなく。)
【資本主義は終わった。次の時代は労働者が作る。/3p】
【国鉄分割・民営化絶対反対!国鉄1047名解雇撤回闘争の火を消すな!失業を作るな!外注化阻止!非正規職化撤廃!偽装請負粉砕しよう!/1月2月】
【国鉄分割・民営化に始まる団結破壊が福島原発大事故を招いた。闘う労働組合の力で全原発を廃炉に! ふるさとを返せ!/3月4月】
【仲間を作ろう!労働組合の力で1%の奴らを倒そう!一人は万人のために、万人は一人のために。/5月6月】
【すべてを動かす労働者の国際的団結こそが戦争をとめる。/7月8月】
【闘いなくして安全なし。安全を守る力は現場労働者にしかない。/9月10月】
【労働者を殺すのは解雇ではない。解雇を通した団結破壊だ。徹底非和解で闘えば必ず勝てる。すべてを生み出すのは労働者だから。/11月12月】
以上がカレンダーに掲載されたメッセージの全文です。修正や解説は適宜追加します。よろしくお願い致します。